中性脂肪は、体内にあるいくつかの脂肪の種類の
ひとつで、貯蔵用エネルギーとして細胞内に蓄えられます。
電荷をもっていない脂肪のことで、
トリグリセリドとよばれて
いて、グリセロールに3つの脂肪酸が結びついています。
健康診断の結果などにあらわされる「中性脂肪値」というのは、
血液中に含まれている「電荷をもっていない脂肪の値」
ということになります。
つまり、中性脂肪イコール
体脂肪というわけではないんですね。
また、体内の脂肪には、中性脂肪のほかに
コレステロール、
リン脂質、
遊離脂肪酸があって、それぞれに重要な役割が
分担されています。